<体操>中国選手が負傷棄権の橋本大輝を気遣う=「尊敬すべき選手、早く回復してほしい」

Record China    2023年8月8日(火) 14時0分

拡大

中国メディアの澎湃新聞は5日、四川省成都市で開催されているユニバーシティゲームズの体操男子個人総合で橋本大輝が負傷により棄権したことについて、中国選手から気遣う声が上がったことを伝えた。

中国メディアの澎湃新聞は5日、四川省成都市で開催されているFISUワールドユニバーシティゲームズの体操男子個人総合で日本の橋本大輝が負傷により棄権したことについて、中国選手から気遣う声が上がったことを伝えた。

橋本は4日に行われた個人総合2種目目のあん馬でバランスを崩して落下。頭を押さえて表情をゆがませた。トレーナーらが処置を施したものの回復せず、無念の途中棄権となった。なお、橋本は脳振とうだったと発表された。

澎湃新聞の記事によると、個人総合で金メダルを獲得した中国の張博恒(ジャン・ボーヘン)は試合後、「橋本大輝選手のけがによる危険は非常に残念に思っている。彼のけがの状況はまだ分からないが、深刻でなく、早く回復してくれることを願っている」と気遣った。また、「彼(橋本)はずっと、非常に尊敬すべき選手であり続けている。この後に続く世界選手権あるいはアジア大会でまた競い合いたい」とも語った。

記事は、「橋本と張はこれまでに2度対戦したことがあり、2021年の世界選手権では張が橋本を抑えて個人総合優勝を果たしたが、22年の世界選手権では橋本がリベンジに成功した」と説明した。

張は、「私たち2人には多くの類似点がある。共にオールラウンダーで点数も近く、スタイルも似ている」「互いに励まし合う関係にあると思う。一緒に出場できれば、試合がより素晴らしく、情熱あふれるものになると同時に、私たちが引き続き努力して進歩する励みにもなる」と語った。

また、中国体操チームの陳偉(チェン・ウェイ)監督は「男子体操団体と個人総合の2種目は、いずれも五輪レベルだった」と高評価。「橋本選手が棄権したことは非常に残念で、一日も早い回復を祈っている。次の高いレベルでの対戦を期待している」「今回の試合では技術的なディテールやチームワークなど、日本の良さが多く見られたので、引き続き自分たちを強化していきたい」と語った。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携