マルウェアの変種を発見、中国当局が注意喚起―中国メディア

Record China    2014年7月30日(水) 11時14分

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29日、中国国家コンピュータウイルス緊急処理センターはインターネットのモニタリングにより、バックドア型マルウェアの変種「Backdoor Androm.EWC」を発見した。資料写真。

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2014年7月29日、中国国家コンピュータウイルス緊急処理センターはインターネットのモニタリングにより、バックドア型マルウェアの変種「Backdoor Androm.EWC」を発見した。新華網が伝えた。

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同変種は、感染したOSのシステムディレクトリに自身をコピーし、名称を付け直す。自身の権限を引き上げ、悪意あるコードを指定されたプログラムに入力し、姿を隠すことができる。レジストリのスタートアップ項目を作成し、悪意のあるコードを保存することで、コンピュータを立ち上げるたびに自動的に実行されるようになる。

さらに、感染したOSをハッカーの指定するウェブサイトと結び付け、悪意のあるコードの命令を受ける。これにより、感染したOSの情報(コンピュータ名、OSのバージョン、プロセッサ、メモリなど)を獲得し、ボットネットのゾンビコンピュータにすることができる。

同センターは多くのコンピュータユーザーに対して、次の対策を提案した。

・感染したユーザーは、アンチウイルスソフトを更新し、全面的にウイルスを検索する。

・未感染のユーザーは、アンチウイルスソフトの機能により、レジストリ、メモリ、ネットワークなどの操作の自己防御を実施する。

これにより、真っ先に未知のウイルスの感染を察知し、全面的なOS保護を実現できる。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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