Record China 2023年8月3日(木) 8時0分
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台湾メディアのCTWANTは1日、「台湾の若者は中国に行かない」という言説が、観光客のデータによってビンタを食らう(覆される)形になったと伝えた。
記事は、台湾のネット掲示板PTTで先日、「自分の周りの友人たちの9割は日本、韓国、タイを海外旅行先に選んでおり、中国へ旅行に行くという人は見たことがない」「中国は言葉の問題もないし、壮大な自然の景色を見ることもでき、コストも高くはない。なぜ中国に行く人は少ないのだろうか」との投稿が話題になったことを紹介。
そして、この投稿には「以前は中国に行く人も多かったが今は政治的な不確定要素が多いから」「お金の支払い方(ほぼキャッシュレス決済で中国内の銀行に口座がないと使えない)や台胞證(台湾居民来往大陸通行証)の手続きが面倒だからだろう」「中国の観光地は個人旅行をする客に対して(さまざまな面で)あまり友好的じゃない」「入ったはいいが出て来られなくなるのが怖い」といったコメントが寄せられたとした。
一方で、台湾交通部観光局の観光統計資料では、今年1~5月に中国に渡航した台湾人の数は日本(約140万人)に次いで2番目に多い約42万人で、韓国(3位、約31万人)やタイ(5位、約26万人)よりも多かったと伝えている。(翻訳・編集/北田)
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