上海ディズニーランドによる「禁止」、なぜ毎回議論を呼ぶのか―中国メディア

Record China    2023年7月15日(土) 18時0分

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11日、中国新聞網は、上海ディズニーランドが開業以降しばしば来場者の携帯品について禁止規定を出し、その都度大きな議論を呼んできたとする記事を掲載した。

2023年7月11日、中国メディアの中国新聞網は、上海ディズニーランドが開業以降しばしば来場者の携帯品について禁止規定を出し、その都度大きな議論を呼んできたとする記事を掲載した。

記事は、あるネットユーザーが先日、上海ディズニーランドに折りたたみ椅子を持ち込もうとした来場者がスタッフに止められたという動画を投稿して広く議論を呼び、一部のネットユーザーからは、一部アトラクションでは待ち時間が長すぎることがあり、休憩する方法が欲しいという意見が聞かれたとした。

そして、上海ディズニーランドの入園案内には確かに「折りたたみ椅子やスツールの持ち込みは禁止」という規定があると伝え、「行列の時間が長くても座って休める場所がない、園内に対応策があるかどうか」という質問に対して同園のカスタマーサービスが「来園当日に、園内で相談してほしい」との回答があったと伝えた。

また、6月にはディズニーや他のブランドの「コラボ漢服」を着用した来場者がスタッフに制止されたことも論争を引き起こしたと紹介。この問題について上海ディズニー側は「年間を通じてパークで漢服を着用する来場者を歓迎するが、ディズニーのキャラクターと混同され、他の来場者の誤解を招くようなものは避けてほしい」と回答、入園案内には「16歳以上の来場者は、当方が明示的に許可または奨励する特別イベント時を除き、漫画、映画、コミックのキャラクターに扮してはならない」と記載されていることを紹介した。

さらに、キャリーカートやベビーカーなどの持ち込みについても議論が巻き起こり、6月30日には上海ディズニーが敷地内で一定のサイズを超えるカートやベビーカーなどの持ち込みを制限する措置を出したと説明。このほか、上海ディズニーでは開園以降しばしば「食べ物の持ち込み禁止とかばん検査」に関する論争が巻き起こり、一部の来園者が上海ディズニーを訴える事態も起きたとし、現在では来園者が自分で消費するための飲食物の持ち込みは原則可能である一方、加熱や加工、冷蔵、保温が必要な食品(インスタントラーメンや加熱機能付き食品など)、刺激臭のある食品(ドリアンなど)の持ち込みを禁止する規定が設けられていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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