2014年7月24日、ウクライナで撃墜されたとみられているオランダのアムステルダム発マレーシアのクアラルンプール行きのマレーシア航空機では、300人近い乗員乗客の全員が犠牲となり、その半数はオランダ人だった。撃墜は現場周辺でウクライナと戦闘を繰り返している親ロシア派の武装勢力の犯行と指摘されており、ロシアも撃墜に関与しているとの報道も見られている。そのため、オランダ人のロシアへの不満が高まっている。人民日報（電子版）が伝えた。

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オランダ人の不満は、オランダに住むロシアのプーチン大統領の長女にも向けられている。アムステルダム近郊ヒルフェルスム市の市長は23日、プーチン大統領の長女を「オランダから追放すべきだ」と地元ラジオで語るなど怒りをあらわにした。

同市長はのちにツイッターで「不適切な表現だった」と謝罪する一方で、「無力感からくる発言で、多くの人は理解してくれる」と強調している。（翻訳・編集/内山）