Record China 2014年7月25日(金) 5時40分
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15日、ヘラルド経済が38年前に誕生したヒーロー「テコンV」が韓国のアニメーション産業に与えた波及効果について報じたことで、「テコンV」が再びネット上で話題になっている。写真は2010年に東京で開かれたアニメイベント。
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2014年7月15日、ヘラルド経済が38年前に誕生したヒーロー「テコンV」が韓国のアニメーション産業に与えた波及効果について報じたことで、「テコンV」が再びネット上で話題になっている。
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1970年代、鉄腕アトム、鉄人28号、マジンガーZなど日本のロボットキャラクターを見ていた当時の若者たちの前に、突如、国産ロボットキャラクター「テコンV」が登場した。身長56メートル、体重1400トン、800万馬力と外国製のロボットをしのぐその勇姿に、みんな熱狂した。小学生たちの靴はテコンVのキャラクターが付いたものになり、少年雑誌にはロボット特集の小冊子が付いた。
多くの問題を抱える最近の日韓関係であるが、同世代の大人たちがロボットアニメに熱狂したことは共通しているようだ。当時を懐かしむ韓国のネットユーザーからは多くの意見が寄せられている。以下はその一部。
「子どもの頃に見ていたキャラクターは年を取っても忘れられない思い出」
「実写版はいつ公開になるのかな?」(※実写版テコンVは2008年1月に制作発表されたが、2012年2月に約20億円の資金調達が困難として無期限延期が伝えられた)
「私たちの代表的な文化コンテンツの一つであるテコンVが、実際には日本のロボットのコンセプトとストーリーを寄せ集めて誕生した盗作の疑いがある。だからこそ限界があることを認識する必要がある。残念ながら、それが現実。事実を否定してはダメだ」
「テコンVは日本のマジンガーZのコピーでしょ?日本のコピーでないものが韓国にあるの?」
「パクリでも韓国では愛されるロボットキャラクターであることには間違いない」
「近年は銀河鉄道999のような作品が日本のアニメからも出て来ないというのが悲しい現実だ。最近の漫画は教訓も何もなく、ことごとく商業主義的なものに変質してしまった。韓国歌謡がアイドル歌謡に退化したのと同じように」
「日本がアニメごとに、さらにキャラクターごとに細かく著作権を取っていたら、韓国はいっぱい違反金を払わないといけないね」
「テコンVの最大の被害者は当時の子どもたちだ。幼年期の思い出が盗作だった事実を知ったむなしさを誰が償うのか?」
「後進国でもないのに、過去の恥ずかしい盗作行為に対しては恥ずかしいと思うべきで、『模倣は創造の母』などと言って擁護してはいけない」(翻訳・編集/まるみ)
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