観光バス、乗用車2台巻き込み100mの崖から転落!33人死傷5人不明―台北市

Record China    2007年6月25日(月) 23時12分

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2007年6月24日、台北市で起きた観光バス転落事故の現場。警察と救急隊員が懸命に負傷者の救出作業にあたっている。この事故で8人が死亡、25人が重軽傷を負った。

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2007年6月24日夕方、台北市陽明山の下りルートを走行していた観光バスのブレーキが突然故障し、前方の車2台に衝突した後、崖から100m余り転落した。この事故で、8人が死亡、25人が病院に運ばれ、5人が行方不明となった。警察は行方不明者の捜索に全力をあげている。

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警察の調査によると、このバスには新竹県竹東町の美嘉康利公司の34名の関係者が乗り合わせており、陽明山で開かれた会議に出席した帰りだった。ブレーキが故障したのに気づいた運転手は、道路右側のコンクリートのガードレールに車体を擦らせ何とかスピードを落とそうとしたが間に合わず、そのまま前方を走行していた乗用車に衝突、乗用車は対向車線を走行中の別の車に衝突した。コントロールを失った観光バスは、恐怖の叫びを上げる乗客を乗せたまま崖下100mまで転落した。

通報を受けて現場に急行した警察と救急隊員は道路を封鎖し、付近の病院と連携して負傷者の救出に全力をあげたが、この事故で観光バスの乗客、乗用車2台に乗っていた人のうち8人が死亡、25人が重軽傷を負った。警察は深夜にも、転落したバスの車体を吊り上げ、残る5人の行方不明者の捜索にあたる。(翻訳・編集/BA)

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