日本の「大国」自称に中国は強い不満、中国政府の眼中にある「大国」は米中のみ―米紙

Record China    2014年7月22日(火) 7時50分

拡大

21日、日本の「大国」自称に中国は強い不満を抱いている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年7月21日、環球時報(電子版)によると、18日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、「アジアはいくつの大国を受け入れられるか」と題した記事を掲載した。

その他の写真

小野寺五典防衛相は11日、米ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)での講演で、「日本のような大国が、アジア域内の変化する安全保障環境に対応し、責任ある役割を果たすことは自然なことだ」と発言した。

記事では、「日本の政治指導者がめったに使用しない『大国』という言葉で日本を表現したことに、中国側は強い不満を抱いている」と指摘。その理由として「中国は地域の大国の地位を常に追い求めているからだ」と論じた。

記事ではまた、「防衛省関係者は、小野寺氏が使った『大国』という言葉の重要性をぼかすため、『大国』は『major power』と翻訳するのが適切だと説明した」と指摘。

その上で、「これは単なる言葉の解釈の問題ではない」とし、「日本と対立する中国では、官製メディアが『新しい大国関係』を天地を覆い尽くさんばかりに論じている。中国政府の眼中にある大国とは米中両国を指す」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携