実録犯罪番組を見た逃亡犯、TV局に電話して自首―北京市

Record China    2007年6月25日(月) 20時54分

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2007年6月21日、誤って人を死なせた張春発容疑者の、2か月にわたる逃亡生活に終止符が打たれた。偶然見た実録犯罪番組に共感した彼はTV局に電話。説得されて、自首を決意したのだ。

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2007年6月21日、張春発(チャン・シュンファー)容疑者28歳は、中央電視台の記者に付き添われて北京市豊台公安分局の門をくぐった。

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今年4月19日、浙江省杭州市で地元の不良グループに言いがかりをつけられた張は、護身用のナイフでグループのリーダーを刺して逃走。その後、刺されたリーダーは死んだと人づてに聞かされ、本格的な逃亡生活が始まった。

張は日雇い労働をしながら国内を転々と逃げ回っていたが、6月のある日、河南省の宿で偶然中央電視台制作の犯罪記録番組「懺悔録(原題)」を見た。そのなかである受刑者が語った境遇に自分と共通点を感じた張は悩んだ末、19日昼に「懺悔録」番組に電話をしたのである。

張の電話を受けた番組担当記者は、自首をすすめる一方で警察に連絡を取り、張が傷害致死で指名手配されていることを確認。張は北京で記者と会ってから自首すると約束し、その言葉通りに河南省から北京に到着後すぐに記者の待つ中央電視台へ向かい、無事に自首したのだった。(翻訳・編集/本郷智子)

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