Record China 2023年5月27日(土) 13時0分
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台湾メディアの聯合新聞網は24日、「台湾のあるサービスを日本人がうらやんでいる」と報じた。
記事によると、「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」の名で有名な台湾在住の日本人男性がこのほどフェイスブック上で日本と台湾の飲食店の違いについてつづった。男性は先日、フェイスブックで「日本人が思う台湾の良いところ」を11個挙げていたが、今回の投稿で「うっかり台湾の一番良いところを書き忘れた。多くの日本人が賛成すると思う」とし、飲食店の「(食べ残した料理の)持ち帰りサービス」を挙げた。
男性は「日本にはテイクアウトのサービスはあるが、飲食店などで食べきれなかった物を持ち帰ることはできない」とし、その理由を「店は(持ち帰った後の)料理の品質を保証できないため」「万一、食中毒が発生したら営業を停止せざるを得なくなる」などと説明。「私はその日に食べられなかった物を翌日に食べるのが好きなので、私にとっては一番好きな台湾の文化だ」とつづった。
この投稿に、ネットユーザーからは「これは先人が残した、食べ物を粗末にしないという文化。持ち帰って夜食にしたり、翌日の弁当にしたりする」「日本は食品安全を厳しく考えているから。持ち帰り自体は食品ロスにならないし悪い文化じゃない」「自分で金を出して買った料理なんだから、まずくなければもちろん持ち帰るよ」「節約と食べ物を大事にする台湾人の美徳。おすすめですよ」といった声が上がった。
一方で、「日本食は鮮度を重視する。鮮度が悪いとおいしくない上に食中毒になる可能性もある。台湾はほとんどが鮮度と関係ない調理法だから問題ない」との声や、「食べ物が無駄になるならないの問題ではなく考え方の違い。日本人は持ち帰ったものでお腹を壊しても責任は店にあるという考えで、持ち帰った後に問題が起きないと保証できない以上は持ち帰りは断るということだ。台湾人の考え方で日本人を見てはいけない」との声も。
このほか、「前に行った日本のラーメン店では食べ残しの持ち帰りサービスがあったよ。日本人の同僚は驚いていたけどね」とコメントするユーザーもいたという。(翻訳・編集/北田)
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