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20日、米海軍とインド海軍が北太平洋で実施する予定の軍事演習「マラバール」に日本の艦艇が招待されており、中国の反発が予想されている。写真は天安門。
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2014年7月20日、米海軍とインド海軍が北太平洋で実施する予定の軍事演習に日本の艦艇が招待されており、中国の反発が予想されている。参考消息が伝えた。
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インド紙・ヒンダスタンタイムズのウェブサイトによると、「マラバール」と名付けられているこの軍事演習は7月24日から30日にかけて実施され、自衛隊の艦艇が米印の艦隊とともに演習を行う。中国はこの3カ国演習に疑念を抱いており、監視を行うだろうとみられている。
日本は2007年にも同じ演習に招待されており、中国からの抗議を受けている。「マラバール」は元々米国とインドの演習だったが、後にその範囲を広げ、日本の招待は今回で3度目となる。
八木毅駐インド大使も、日本はインドとの海上協力をきわめて重視していると述べている。米国のアジア太平洋地域への関心が高まっており、ワシントンはこれをアジアへのリバランス戦略であるとしている。中国側はこれを中国封じ込めの意図があるものだとして、否定的な態度を取っている。
もう1つの背景として、東シナ海における日中の領土問題が挙げられる。これまでの演習とは異なり、空母は演習に参加せず、インドからはシヴァリク級フリゲート、駆逐艦ランヴィジャイ、補給艦シャクティからなる艦隊が参加する。この3隻は日本海でロシア海軍と合同演習を行っており、演習終了後に太平洋へと向かう。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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