岡山の火災現場で日本人2人を救出した在日中国人に表彰―中国メディア

Record China    2014年7月16日(水) 18時5分

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16日、岡山県華僑華人総会は今月15日、同県国際交流センターで、5月に起きた火災で2人の日本人を救出した中国人留学生、青海(チンハイ)さんを表彰した。

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2014年7月16日、岡山県華僑華人総会は今月15日、同県国際交流センターで、5月に起きた火災で2人の日本人を救出した中国人留学生、青海(チンハイ)さんを表彰した。新華網が報じた。

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同日、日中協会の白西紳一郎理事長が東京から岡山に駆け付け、青海さんに「英雄賞」を渡した。また、前出総会と日本先史古代研究会も表彰状を渡したほか、現地の住民も記念品を贈った。

5月13日午前3時20分頃、岡山大学の近くで出火。住人が逃げ出す際、顔や喉などにやけどを負い動けなくなり、階段でうずくまっていた。その時、向かいに住んでいる青海さんが、現場に入り2人を救出した。

岡山西警察署は青海さんの勇気ある行動を称え表彰したいと伝えたが、青海さんは固辞。内々でという約束で、6月11日岡山西警察署署長室において小西誠詞署長より「善行賞・人命救助(伊原木隆太岡山県知事)」が授与された。そして、6月末になって、この勇気ある行動が、メディアに報道された。

青海さんは、「現場に一番に駆け付けた人なら、誰でもしなければならないことをしただけ」と謙虚に語る。内蒙古(モンゴル)自治区から1年ほど前に、妻と共に日本に留学に来た青海さんは、日本語学校を卒業し、現在は岡山大学の大学院生である妻の学費を払うためにアルバイトをしている。今後は、機会を見付けて仕事を頑張りたいとしている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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