ラベンダーの海で働く生産者、きれいな景色に囲まれた過酷な労働―中国メディア

Record China    2014年7月16日(水) 18時31分

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16日、ウイグル自治区伊●河谷(●=利のしたに牛)では、広大なラベンダー畑が芳しい香りを放っていた。ラベンダーの大部分は15日以内に収穫され、乾燥させて様々な商品となり中国各地へ販売される。

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2014年7月16日、ウイグル自治区伊●河谷(●=利のしたに牛)では、広大なラベンダー畑が芳しい香りを放っていた。ラベンダーの大部分は15日以内に収穫され、乾燥させて様々な商品となり中国各地へ販売される。伊●河谷のラベンダーは全て鎌を使って1束づつ収穫されており、芳しい香りの背後には生産者の汗水が注ぎ込まれている。新華網が伝えた。

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50歳になる黄(ホアン)さんは花を収穫する作業では新人だ。15歳で四川省から新疆・霍城県に来て農業を営んでいた彼女は、自分の家のトウモロコシ栽培の農閑期を利用して、今年初めて近所の蒋(ジアン)さんのラベンダー畑で収穫作業をして収入を得ることにた。「毎日早朝に畑に出て、10時間忙しく働き、1日で150元(約2500円)稼げる」と彼女は語る。

新疆・伊●河谷は南仏・プロバンスなどと同じ緯度に位置し、気候や土壌の条件が似ている世界三大ラベンダー産地のひとつである。黄さんが収穫中のラベンダー畑の収穫は2年目にあたり、丈が低く産油量も少ないため、ドライフラワー向きだ。

黄さんは毎朝6時に畑に出て、早朝の涼しい時間に3時間働く。9時に朝食を食べる時にはすでに汗だくで、お昼の休憩後、再び畑で3時間働く。黄さんたちは腰を曲げて汗水流して収穫するこうした日を、収穫が完了するまで続ける。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

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