台湾出身の歌手で中華圏で絶大な人気を誇るジェイ・チョウ（周杰倫）と所属レコードレーベルの杰威爾音楽（JVR Music）が広州網易計算機系統、網易（杭州）網絡、杭州網易雷火科技の3社に対し、不正競争紛争の訴えを提起したことが分かった。中国メディアの観察者網が10日付で報じた。

記事によると、17日に浙江省杭州市浜江区人民法院で審理が行われる。

JVR Musicは昨年7月の声明で、網易のゲーム「天下3」がジェイ・チョウの最新アルバムとコンサートチケットを無断でプレゼントするイベントを行ったことは権利侵害の疑いがあるとして、弁護士に対応を委託したことを明らかにしていた。

中国版ツイッターの微博（ウェイボー）では「ジェイ・チョウが網易を不正競争で訴える」がトレンド入り。中国のウェイボー利用者からは「合法的権利を守るジェイ・チョウの行動を支持する」「ジェイ・チョウおよび他のミュージシャンの合法的権利は守られるべきだ」「裁判所の判決を待とう」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）