米国人にとって一番大事なのは?米世論に日中韓が論争!「韓国が最下位?」「日本人のわけない」「国益重視」

Record China    2014年7月15日(火) 20時47分

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15日、米国人を対象に行われた調査で、日本、中国、韓国のうち「友好関係を維持すべき国」として最も多くの支持を集めたのは中国だった。日中韓のネットではコメントが多く寄せられている。写真は米ニューヨークのブルックリン橋。

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2014年7月15日、英世論調査会社「YouGov」が8日に発表した米国の国民意識調査の結果で、日本、中国、韓国の3カ国のうち「友好関係を維持すべき国」として最も多くの支持を集めたのは中国(47%)だった。次いで日本が25%。韓国が12%と最も低かった。

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同項目で中国に大差をつけられた日本だが、「日本を友人と見ている」と答えた米国人は75%で、中国の33%を圧倒した。

このニュースについて、日中韓3カ国では多くのコメントが寄せられている。

■日本

「中国を友人と呼ぶのは朝鮮半島だけだろ」

「米国人に日中韓の区別はついているのか?」

「日本とはすでに強固な友好関係ができているから、そんなに力を入れなくても大丈夫だが、中国は放っておくと何をやりだすかわからないから、世界平和のために重要な相手…ということだろう」

「『大事』っていうより『敵に回すと面倒』の間違いじゃないかね」

「米国は国益しか考えていない。そのためなら安保など簡単に破棄するだろう。だから自衛隊の日本国軍化が急がれる」

「たしかに米国らしい。この国は自国の利益しか考えない」

■中国

「米国人の75%が日本を友人と見ているのは間違いだと思う。私の家族は何代も前から米国に住んでいるが、私が知る限り米国人が最も嫌っているのは日本人と韓国人だ。これだけ多くの米国人が日本人を友人と見ることはあり得ない」

「米国にとって、中国との対立は経済的な損失を意味する。協力は対立より利益が大きい」

「日本人は米国に依存しすぎている。この世に永遠の友人はない。あるのは利益だけだ」

「米国における日本の地位は中国が取って代わることはできない。なぜなら、中国は独立した国家で、米国の属国である日本とは違うからだ」

「日本より中国の方が重要だと誰でもわかる。中国はすでに世界2位の経済大国で、購買力は日本の数倍に上る。日本の技術力はすでにピークを過ぎており、徐々に衰退している」

「民意と政府の方針は違う。日本がその良い例だ」

「この調査に意味はあるのか?日本では多くの人が集団的自衛権の行使容認に反対したが、米国は支持した。中国に打撃を与えられることであれば、米国は全力で支持するだろう。中国が重要と思うなら、なぜ中国と対立するのだ」

■韓国

「世論とはその時々で変わるものだ」

「米国人は自分たちの基準、利益に合わせて世界を判断する国の国民だから」

「われわれは米国人に世界の基準で日帝(日本の韓国植民地支配)や最近の日本の対外関係を判断してほしいと願っているが、それはわれわれの考えに過ぎない。国際関係とは結局、打算的なものだ」

「一般の米国人は歴史的な知識があまりない。米国が日本と戦争したという事実を知らない米国人も相当いると聞いた。米国の公教育はテキトー」

「(米国は日本に対して)血盟(固く誓い合った仲)だとでたらめを言って崇拝させておきながら、自分たちはこんなにも現実的だとは。韓国は最下位だって(笑)」

中韓は日本に対し、日本は中韓に対し、それぞれ批判的な意見が多く寄せられた。米国を「利益重視」と見ているのは3カ国に共通した。(翻訳・編集/内山)

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