anomado 2023年4月3日(月) 12時30分
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日本映画「ハチ公物語」の中国リメイク版「忠犬八公」で主人公の大学教授を演じるフォン・シャオガン監督が、映画への出演を決めた理由を語っている。
日本映画「ハチ公物語」の中国リメイク版「忠犬八公」で主人公の大学教授を演じるフォン・シャオガン(馮小剛)監督が、映画への出演を決めた理由を語っている。
3月31日から中国で公開中の「忠犬八公」は、ドラマ「ダイイングアンサー ~法医秦明~」などをヒットさせているシュー・アン(徐昂)監督の作品で、映画監督のフォン・シャオガンが女優ジョアン・チェン(陳冲)と夫婦役を演じている。なお、登場する犬は「ハチ公」の秋田犬ではなく中国原産の中華田園犬で、名前は「八筒」となっており、ストーリーにもオリジナルの要素が加えられている。
フォン・シャオガン監督は2日、俳優として出演を決めた複数の理由を中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で語った。真っ先に挙げているのはシュー・アン監督への信頼感で、その才能だけでなく穏やかな人柄も手伝って「非常に安心感を与えてくれる」としている。
二つ目は中国の文化を巧みに取り入れ、うまくアレンジした脚本に満足したこと。三つ目には同じく映画監督としても活躍するジョアン・チェンと、仕事ができるチャンスだったことを挙げている。
最後に挙げたのは、自身も大の犬好きであることだった。これまでに保護犬と16年間、家族として一緒に暮らしたが、今年1月にその愛犬を亡くしたと明かしている。この映画には天国へ旅立った愛犬との深い縁を感じるといい、また全ての犬たちの幸せを願っているという。
「忠犬八公」は公開3日目の2日に興行収入が5000万元(約10億円)を突破。ドラマ・映画情報サイトの豆瓣(douban)でのユーザー採点は8.2点と高い評価を得ている。(Mathilda)
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