サッカーのU-20アジアカップのグループD第2節が6日にあり、U-20中国代表はウズベキスタン・タシケントのブニョドコル・スタジアムでU-20サウジアラビア代表と対戦し、2-0で勝利した。

U-20中国代表は第1節の日本戦（1-2で逆転負け）と同様にポゼッション（ボール保持率）で圧倒されながらも、61分に途中出場の木塔力甫・依明卡日（ムタリフ・イミンカリ）のゴールで先制すると、6分後には徐彬（シュー・ビン）が追加点を挙げ、前回大会（2018年）優勝の格上サウジアラビアを撃破した。

中国スポーツメディアの直播吧によると、年代別中国代表（U-23、U-20、U-17）がアジアの一流チームに勝利するのは、14年にミャンマーで開催されたAFC U-19選手権のグループステージ初戦で日本に2-1で勝利して以来、9年ぶり。

U-17中国代表がアジアの一流チームに最後に勝利したのは04年。AFC U-17選手権のグループステージで開催国の日本に1-3で敗れたものの、決勝トーナメントで強敵のオマーン、イラン、北朝鮮を次々と撃破して優勝した。

U-23中国代表の成績はさらに悪い。20年、18年、16年のAFC U-23選手権と13年のAFC U-22選手権のグループステージ全12試合で11敗している。アジアの一流チームに最後に勝利したのは04年。ホーム・アンド・アウェーで実施されたアテネ五輪のアジア最終予選で、ホームでイランに3-1で勝利した。（翻訳・編集/柳川）