Record China 2023年3月11日(土) 12時0分
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香港メディアの香港01はこのほど、「台湾旅行:台湾の古い日本式神社!日本統治時代の遺物、和服をレンタルしてSNS投稿」と題する記事を掲載した。
記事は「台湾の観光地は多種多様で中には日本式の神社もある。誤解するなかれ。ここは日本の風情を模して近年作られたスポットではなく、きちんと神様を祭る神社として使われた場所だ。80年の歴史を持つこの神社(斎館・社務所)は復活を遂げ、史跡資料館やカフェに生まれ変わり、和服のレンタルサービスも行っており、日本統治時代を体験できる空間になっている」と説明した。
その場所とは台湾西南部の嘉義市にある嘉義神社(かぎじんじゃ)だ。嘉義神社は日本統治時代の1915年に創建され、能久親王・開拓三神・天照大神などを祭っている。その後、中華民国政府によって忠烈祠として改築されたが、94年には火災で全焼。現在は43年に造られた斎館と社務所が当時のまま残っている。
98年には同市から市定古蹟(文化遺産)に登録され、「嘉義市史蹟資料館」に改称。近年、より多くの観光客を呼び込むため斎館と社務所をリニューアルし、カフェが設置された。記事は「外観は日本式の(木造建築の)ままだが、カフェではケーキを食べ、コーヒーを味わいながら、かつての人々がここに参拝に来た光景を想像することができる」と紹介した。
史跡資料館では1時間500台湾ドル(約2200円)で和服のレンタルも行っているといい、記事は「予算や時間の関係で日本に旅行に行けなかった人が日本文化を体験するのに最適」とし、「和服を着て、神社のあちこちを撮影し、時代の変化にも変わることのなかった建築の中を歩くという素晴らしい時間を記録しておくのも良いのではないだろうか」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
元嘉義神社の社務所。いま史蹟館になった。 pic.twitter.com/exwWYW7kas— Teruo Friedrich Fuse (@TeruoFuse) May 26, 2022
元嘉義神社の社務所。いま史蹟館になった。 pic.twitter.com/exwWYW7kas
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