Record China 2023年3月7日(火) 17時0分
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米テネシー州メンフィスの動物園から4月7日に中国に返還予定のジャイアントパンダ「YaYa」について、中国国内では名前に関連した商標の登録が相次いでいることが、中国版ツイッター・微博で注目を集めている。
米テネシー州メンフィスの動物園から4月7日に中国に返還予定のジャイアントパンダ「YaYa」(中国名:丫丫)について、中国国内では早くもその名前に関連した商標の登録が相次いでいることが、中国版ツイッター・微博で注目を集めている。
YaYaは2003年4月に20年の期限付きでLeLe(楽楽)とともに米国に貸与され、メンフィスの動物園で飼育されてきたが、不適切な扱いを受けていると動物愛護団体から指摘が出ていた。動物園側は昨年12月に2頭の返還を発表したがLeLeは今年1月に死亡、残ったYaYaの健康状態を懸念する声が中国国内で高まっていた。
微博アカウント「老板聯播」は6日、YaYaの返還に向けた動きが中国で注目を集めており、複数の商業施設にある大型スクリーンではYaYaに関する広告が放映されていると紹介。また、商標検索プラットフォーム「天眼査」で調べたところ「ジャイアントパンダ丫丫」「丫丫パンダ」といったYaYaの名前に関連する商標がすでに数多く商標登録されており、申請者は玩具、バイオ、文化、広告マーケティング、インスタント食品など幅広い分野の企業や個人だと紹介した。
YaYa関連の商標登録が相次いでいることについて、中国のネットユーザーからは「商標登録だけじゃなくて、丫丫の体調にもっと注目しろよ」「パンダの血で作られたまんじゅうを食べようとしている輩がこんなにいる。この人たちは本当に丫丫の体調なんてどうでもいいんだな」「悪意ある商標登録として却下すべきだ」「丫丫、早く帰ってきて」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/川尻)
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