W杯日本代表と日本車は同じ、ホンダはもはや欧米車に対抗できず―香港メディア

Record China    2014年7月12日(土) 8時50分

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10日、香港紙・大公報(電子版)は「W杯の日本代表と同じ、ホンダ車は欧米車に対抗できない」と題した記事を掲載した。写真はホンダ車。

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2014年7月10日、香港紙・大公報(電子版)は「W杯の日本代表と同じ、ホンダ車は欧米車に対抗できない」と題した記事を掲載した。

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サッカー日本代表のW杯ブラジル大会での成績は惨たんたるものだった。コートジボワールに敗れ、ギリシャとは引き分け、コロンビアに敗れてグループリーグで敗退。それは中国市場における日本車販売状況とよく似ている。日本車はドイツ車に敗れ、米国車にも負け、韓国車には押されている。日本車はもう中国では売れないのだろうか。中堅メーカー・ホンダの例を見てみよう。

ホンダは中国の東風汽車、広州汽車集団と合弁会社を設立している。2社はそれぞれミニバン、スポーツ用多目的車、中型セダン、小型セダンを生産している。競争の激しい小型セダンを見ると、広汽ホンダのクライダー(凌派)と東風ホンダのシビックが中国での主要な販売車種だ。

ミドルクラスセダンのクライダーは2013年に発表されたが、シビックは2006年の生産開始からすでに8年が過ぎている。この8年でわずかなモデルチェンジと改良が行われたが、シビックのエンジンはいまだに1.8リットルのままで変わっていない。ホンダ車の多くはエンジンに手を加えることなく、外見だけのモデルチェンを行っている。今年1−5月のシビック販売台数は2万3800台で、前年同期の6万8900台を大きく下回った。

シビックのライバルであるドイツ・フォルクスワーゲンと第一汽車が生産するサギター(日本名ジェッタ)は、今年1−5月に12万9300台を売り上げ、前年同期比で13.1%の増加となっている。サギターはモデルチェンジを繰り返し、派生モデルやエンジンのタイプもさまざまで、選択肢の広さが販売台数増加につながっている。シビックのように1つのエンジン排気量と1つのモデルでは、販売台数の増加は今後も望めないだろう。(翻訳・編集/本郷)

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