台湾メディアの中天新聞網は15日、友人と共に日本を旅行した台湾人女性の不満がネット上で話題になっていると伝えた。

女性がこのほど台湾のSNS・Dcardにつづった内容によると、女性は友人6人と共に3年ぶりの海外となる日本旅行に出かけた。ところが、友人らは出発前から「あそこに行きたい」「これが食べたい」などと言うばかりで、手配はすべて女性に任せきり。日本に着いてからも、日本語が話せるのが女性だけだったことから、友人らは移動や現地の人とのコミュニケーション、店での注文などを女性に“丸投げ”していたという。

また、途中で「人気の店に行きたい」と言い出した友人は、自分も携帯電話を持っているにもかかわらず検索もせずに女性にどこにあるか尋ねたほか、別行動になった後もたびたび電話をかけてきて質問したり、電話越しに店員との通訳を頼んだりしてきた。そして女性が「最も受け入れがたかった」のが、友人が寝坊して予定が狂った際に「コーヒーおごるから」と軽いノリで言われたこと。怒った女性は、以降の日程は自分たちで手配するよう友人らを突き放したという。

この投稿に、他のネットユーザーからは「私の経験から言って、海外旅行に連れて行くのは1人まで。ツアーならまだいいけど」「メンバー全員の中で君しか日本語が話せない時点で、警戒しないといけなかったね」「マジでググることすらしない人が多すぎる。スマホはただ写真を撮るだけ」といったコメントが寄せられたと、記事は伝えている。（翻訳・編集/北田）