中国版ツイッターの微博（ウェイボー）にこのほど、日本人の半数以上が週休3日制に反対しているとする投稿があり、注目されている。

投稿は、日本経済新聞の25日付報道を取り上げたもの。週休3日制の導入の是非について日本経済新聞が調査したところ、「推進すべきだとは思わない」が57％で「推進すべきだ」の37％を上回ったこと、年齢が若いほど肯定的で、30歳代以下では6割以上が推進派と賛否が逆転したこと、年収による傾向の違いもみられ、年収800万円以上の層は「推進すべきだ」が51％、800万円未満は34％だったこと、パナソニックホールディングスや日立製作所が週休3～4日を選べる仕組みを相次ぎ導入していること、働き手が資格取得やスキル向上に取り組めるよう経団連も会員企業に呼びかけており、政府も導入・普及を推奨することを紹介した。

中国のウェイボー利用者からは「週休3日制？別世界の話だ」「こちらは996（午前9時から午後9時まで週6日出勤）」「007（ほとんど休みなく働く過酷な労働環境のこと）もある」「日本がうらやましい」「週3日休んだら、その分給与も減るの？」「中国では定年延長。生きている限り働き続ける」「中国でも30年からの做四休三（週4日勤務・週休3日）が提案されたが実現されるのだろうか」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）