卯年干支展、上海自然博物館で開催

CRI online    2023年1月19日(木) 19時20分

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「玉兎東昇」と題する卯年干支展が上海自然博物館で開かれています。

卯年(うさぎ年)の新春の到来を控え、「玉兎東昇」と題する卯年干支展が上海自然博物館で開かれています。展覧会は伝統文化と現在の科学的認知を一体化させ、人類は将来的に動物や自然とどのように調和して付き合っていくべきかなどについて考えさせる内容になっています。

会場は「序言・癸卯(みずのと・う)」「吉祥ウサギ」「愛しいウサギ」「才能たっぷりのウサギ」「良い友のウサギ」の五つのエリアに分かれ、全体的にウサギの穴にちなんで「S」という形の空間を作っており、まるでウサギの穴に身を置いているような感じにさせられます。

「序言」エリアの入り口では、唐服や漢服姿のかわいくておとなしいウサギたちが観客を迎えています。「吉祥」エリアでは、食肉とされるウサギから長生きを求めて「薬を作るウサギ」、「吉祥のシンボル」である玉ウサギと「人々に親しまれる」芸術系のウサギ、そして宇宙で活躍する月面探査車「玉兎号」まで、新石器時代から現代までの時間枠、地球から宇宙までの空間と距離などを通して、中国の伝統文化におけるウサギの重要な地位が再現されています。その上で、自然科学の角度から伝統文化におけるウサギのさまざまなイメージの形成要因が分析されました。

「愛しい」エリアでは、マルチメディアを利用したインタラクティブを通じて全世界の兎形目の分類、分布、進化の歴史などが展示されています。ウサギは6000万年余りの家族史を持ち、サバンナ、砂漠、高原、極地などあらゆる場所でその姿が見られましたが、現在では環境や気候変動により一部のウサギは絶滅の危機にさらされています。このエリアは、地球の生物多様性を保護することの重要性を示唆してくれます。

展覧会は上海自然博物館(上海科学技術館分館)の主催によるもので、5月7日まで続く予定です。(提供/CRI

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