7年連続で世界最大の金現物市場に、取引量は1万1600トン―中国

Record China    2014年7月5日(土) 14時48分

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4日、中国は7年連続で世界最大の金現物市場になった。資料写真。

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2014年7月4日、新華社によると、上海黄金取引所が2日発表した情報から、中国が7年連続で世界最大の金現物市場になったことが分かった。金購入ブームと業界の景気回復により、2013年の中国国内の金現物取引量は1万1600トンに達し、金現物の個人投資家は603万人に達した。

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中央銀行上海本部金融市場部の周栄芳(ジョウ・ロンファン)副部長は2日、「中央銀行が2001年に金の統一的な調達・販売を終了してから、中国の金市場は現物、先物、デリバティブ(金融派生商品)、リースなどの投資方法を形成し、その取引量は世界トップクラスになった」と説明した。

中央銀行上海本部のデータによると、現物取引がすでに1万トンを突破したほか、2013年の国内金先物取引は4万トン以上に、商業銀行の金取引量は4501トンに達した。これに基づき計算すると、主要な金市場の取引量は5万6000トン以上に達していることになる。

上海黄金取引所の宋[金玉]勤(ソン・ユーチン)副総経理は、「中国は7年連続で世界最大の金現物市場になっており、市場はこれから発展の戦略的な時期を迎える。しかし投資家のリスク意識が国内金市場の弱みとなっている。特に中小の投資家が成熟しておらず、投資手段の判断能力が不足しており、価格リスクと投資リスクの意識が低い」と指摘した。

中国黄金協会は、中国の2014年の金需要量が約1176トンに達し、世界最大の消費市場であり続けると予想した。現在までに230の商業銀行が中央銀行上海本部のモニタリングシステム内に収められており、金投資リスクのリアルタイムの観測が実現される見通しだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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