Record China 2014年7月4日(金) 20時35分
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3日、中国の習国家主席が韓国を訪問。中国最高指導者が北朝鮮より先に韓国を訪問するのは初めてであり、韓国では歓迎ムードが漂っているが、欧米メディアの中には否定的な見方も存在する。資料写真。
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2014年7月3日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は同日から2日間の日程で韓国を訪問。中国最高指導者が北朝鮮より先に韓国を訪問するのは初めてであり、韓国では歓迎ムードが漂っているが、欧米メディアの中には否定的な見方も存在する。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。
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習主席の訪韓に関して米誌フォーブスは1日、「強固な経済関係が中韓の関係を密接にしているが、両国は共通の目標や利益に対する戦略的意識に欠けている。中国は日本への対抗において、韓国と協力関係を強化したい意向だが、韓国は中国との協力よりも、米国を通し日本を抑え込みたいと考えている」と報道。
さらに英BBCは、「中韓関係は見かけほど強固なものではない。韓国の庶民は中国の軍事的台頭を懸念しており、中国経済の発展を脅威ととらえている。さらに、北朝鮮核問題に関して韓国は、中国が北朝鮮に圧力をかけることを望んでいるが、中国は北朝鮮の非核化よりも北朝鮮政権の安定を重視している」と伝えた。
このほか、米紙ニューヨーク・タイムズは2日、習主席の訪韓に関して中国側の陰謀を指摘している。同紙は千英宇元青瓦台(大統領府)外交安保首席秘書官の発言を引用し、「習主席の訪韓は日米韓同盟の分裂を目的としている。今回の訪韓を利用し、日韓関係を悪化させたいと考えており、韓国が日本や米国と仲たがいするために動いている」と分析している。(翻訳・編集/内山)
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