韓国元首相「今の大韓民国は方向を見失っている…恥ずかしく惨めなことこの上ない」

Record Korea    2022年12月27日(火) 17時0分

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26日、韓国・聯合ニュースによると、元首相で最大野党「共に民主党」元代表の李洛淵氏が「今の大韓民国は方向を見失っている」と現政権を批判した。写真はソウル。

2022年12月26日、韓国・聯合ニュースによると、元首相で最大野党「共に民主党」元代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏が「今の大韓民国は方向を見失っている」と現政権を批判した。

李氏は同日、25日に死去した辺衡尹(ピョン・ヒョンユン)ソウル大学名誉教授と作家の趙世熙(チョ・セヒ)氏への哀悼の言葉を自身のFacebookに掲載。その中で「2人の生涯と今の世の中を思うと恥ずかしく惨めなことこの上ない」「2人は社会の陰と弱者に陽光を届けよと訴えていた。一度では完全に解決できずとも、その方向へもう少し早く進まねばならない」と述べた。

その上で、現政権の政策について「高齢者と貧困層の医療費負担引き下げが目的の医療福祉政策を廃止することを決めた。利上げで家計の負債が急増し、雪崩が起きるような状況が迫っているにもかかわらず税金政策は違う方向を向いている」と批判。「経済と安保の複合危機が押し寄せているが、果たして何を悩んでいるのか、よく見えない」と指摘した。

李氏は第20代大統領選挙の際、出馬を表明し、「共に民主党」公認候補の座を李在明(イ・ジェミョン)氏と争った人物。この記事に、韓国のネットユーザーからは「李在明氏が大統領になれるようあなたが積極的に支援していれば、この国はこんな状態にならなかった」「あなたのせいでしょ」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権誕生の背後にはあなたがいた」「あなたがいなければこんな政権は発足もされなかった。今からでも贖罪(しょくざい)せよ」「この事態を作り出した張本人じゃないか」「尹大統領当選に最も貢献した人が何を言っているのか」「黙ってゆっくり休んでなよ」など、冷ややかな声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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