ネパール当局、ヘリ使用の中国人女性登山者を「エベレスト登頂者」に正式認定、物議醸す―中国紙

Record China    2014年7月4日(金) 12時30分

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1日、ネパール観光省は今年5月に一部区間でヘリコプターを使用してエベレスト登頂を果たした中国人女性・王静さんを「登頂者」として正式に認定した。写真は王静さん。

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2014年7月3日、中国紙・環球時報(電子版)によると、ネパール観光省は1日、今年5月に一部区間でヘリコプターを使用してエベレスト登頂を果たした中国人女性を「登頂者」として正式に認定した。この決定が新たな物議を醸している。

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中国人登山家でアウトドア用品会社創業者の王静(ワン・ジン)さんは今年5月23日、ネパール側からのエベレスト登頂に成功した。エベレストでは今年4月に史上最悪の雪崩が発生しており、王さんはベースキャンプから標高6400mの第2キャンプまでヘリコプターで物資を運んだという。ネパール当局は当初、王さんがベースキャンプから第2キャンプまでをヘリで移動したとして、登頂認定を控えていた。

ネパール観光省は「ヘリコプターを使って第2キャンプに装備品を落とした後にベースキャンプに戻り、再び徒歩で登頂した」との王さんの主張を調査した結果、登頂を認めた。

今回のネパール当局の決定について、関係者は「経済的な理由から、ネパールは基本的に中国人登山者を歓迎している。なぜならその多くが企業家や富豪だからだ」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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