Record Korea 2022年12月14日(水) 17時0分
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13日、韓国・JTBCが「韓国政府と釜山市の後援を受けて制作された韓服の広報映像を取材したところ、敵産家屋で撮影された映像だった」と伝え、物議を醸している。資料写真。
2022年12月13日、韓国・JTBCが「韓国政府と釜山市の後援を受けて制作された韓服(韓国の伝統衣装)の広報映像を取材したところ、敵産家屋で撮影された映像だった」と伝え、物議を醸している。
敵産家屋とは、日本植民地時代に日本人によって造られた日本式建物の蔑称だ。記事によると、問題の広報映像は、文化体育観光部と釜山市の後援を受けて釜山繊維ファッション産業連合会が制作した。撮影は韓国式家屋ではなく、2階建ての敵産家屋で行われたという。
記事は「さらにこの建物は解放後、妓生(朝鮮時代の芸者)が活動していた『貞蘭閣』という名前の高級料亭としても使われていた」と説明し、「2007年に国家登録文化財に指定された名所とはいえ、韓服を広報する場所としては不適切だ」と指摘している。
釜山繊維ファッション産業連合会側は「(敵産家屋も)韓国の文化の一部であり、こういう場所で韓服にさらに輝いてほしいという意味で撮影を行った」と説明した。
文化体育観光部は「予算を組んだだけで、できあがった映像に関しては報告を受けていない」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国を代表する観光地の前で撮影すればいいのに」「釜山にはたくさんの撮影スポットがあるのになぜわざわざそこで?」「釈明がさらにひどい」「無知すぎて恥ずかしい」「さすが旭日旗に敬礼する国らしい発想」「意図的に韓国と韓服のイメージを下げようとしているとしか思えない」「日本植民地時代の栄光が忘れられない親日のための映像。国民の税金で一体何をしているのか」「日本人客の相手をする妓生が連想される。モデルたちがかわいそう」など批判の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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