韓国、ほぼ全ての商店で銀聯カード取り扱い=中国人観光客200万人超で現金払いも―中国メディア

Record China    2014年7月2日(水) 11時1分

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1日、最近では大量の米ドルを携えて韓国に行く中国人観光客はめったに見られなくなった。ソウルでは多くの店が銀聯(ぎんれん)カードでの支払いを取り扱っており、人民元の現金での支払いが可能な店まで存在する。写真はソウルの両替店の看板。

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2014年7月1日、最近では大量の米ドルを携えて韓国に行く中国人観光客はめったに見られなくなった。ソウルでは多くの店が銀聯(ぎんれん)カードでの支払いを取り扱っており、人民元の現金での支払いが可能な店まで存在する。新華網が伝えた。

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人民元での活発な商取引の背後には大量の中国人観光客の存在がある。統計によると、2005年に韓国を訪れた中国人観光客は述べ71万人余り、2008年には100万人を突破した。今年に入ってからは1月から5月までにすでに200万人を突破しており、2番目に多い日本人観光客の2倍となっている。

明洞のある商店の店主は「韓国に来る中国人が増え続けている。人民元で支払いができないということは、中国人観光客を失うというリスクを意味する」と語る。

中国銀聯の韓国代表によると、韓国ではほとんどすべての店で銀聯カードによる支払いができるようになっており、毎年100%以上のスピードで成長を続けている。ATMの取り扱いも5割を超え、2014年仁川アジア大会に向け、ソウルや京畿道のタクシーでも銀聯クレジットカードの取り扱いが始まった。

個人による人民元の両替、支払いは氷山の一角にすぎない。韓国では人民元預金業務が猛烈な勢いで成長しており、1年も経たずに人民元の預金残高は66倍に膨れ上がり、新たな人民元ブームを引き起こしている。

韓国銀行の統計によると、今年5月末の時点で、韓国銀行系の人民元預金残高は113億ドル相当に達し、米ドルに次ぐ規模の預金通貨となっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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