北朝鮮で中国製携帯が人気、持ち込みには担当官への賄賂が必要―香港メディア

Record China    2014年7月2日(水) 6時30分

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26日、北朝鮮では中国の携帯電話を買う人が増えているが、中国から北朝鮮に持ち込むためには入国担当官に賄賂を贈らなければならないという。写真は平壌。

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2014年6月26日、香港のアジア・タイムズ・オンラインによると、北朝鮮では中国の携帯電話を買う人が増えているが、中国から北朝鮮に持ち込むためには入国担当官に賄賂を贈らなければならないという。28日付で環球時報が伝えた。

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北朝鮮では08年の運用開始以来、携帯電話ユーザーが急速に増加しており、200万人を超えるまでになっている。しかし、一般市民にとっては、携帯電話の価格が経済能力の範囲を超えているため、まだ簡単には手を出せないのが実情だ。

そのため、遼寧省丹東市など国境付近の中国の都市では、北朝鮮向けの安価な携帯電話を販売する店が増加している。こうした店では、北朝鮮向けのフィーチャー・フォン(従来型の携帯電話)のストレート型は55ドル(北朝鮮国内では150ドル)、スライド型は80ドル(同200ドル)、スマートフォンは130ドル(同300ドル)で販売されており、いずれも北朝鮮国内の販売価格の2分の1以下となっている。

しかし、関係者によると、購入した携帯電話を北朝鮮に持ち込むためには入国担当官に賄賂を贈らなければならないだけでなく、北朝鮮国内の通信運営業者のネットワークへの接続手続きが複雑なため、購入を躊躇している市民も多い。

また、北朝鮮では携帯電話の部品も高価なため、古い携帯電話を中国の携帯電話ショップに集めて修理する仲介業者も増加している。(翻訳・編集/HA)

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