W杯開催のカタールで異例のビール解禁、お値段はちょっと高めも人々は大喜び―中国メディア

Record China    2022年11月19日(土) 11時0分

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17日、新浪網に、サッカーワールドカップ(W杯)開幕が迫るカタールで、通常は禁止されている酒類の販売が時間と場所限定で「解禁」されたとする記事が掲載された。

2022年11月17日、中国・新浪網に、サッカーワールドカップ(W杯)開幕が迫るカタールで、通常は禁止されている酒類の販売が時間と場所限定で「解禁」されたとする記事が掲載された。

記事は、今大会の開催地であるカタールはイスラム教国であり、公共の場所での飲酒が禁止されていると紹介。そこで国際サッカー連盟(FIFA)とカタールW杯組織委員会が特定の場所で時間を限定してビールの販売を認めることを決定したと伝えた。

そして、19日の開幕まであと3日に迫った現地時間16日午後7時にバドワイザーのビール販売ブースが営業を開始、カタールの公共の場所でビールが販売されるというレアな光景が実現したものの、ビールの価格は決して安くなく、アルコール入りが約1万8000ウォン(約1900円)、ノンアルコールビールが約1万ウォン(約1000円)で販売されているとする韓国メディアの報道を紹介した。

また、決して安くない値段ながらもビールを渇望していた人は非常に多く、開店の30分前にはすでに300人余りが行列を作り、販売が始まると列に並んでいた人びとから大きな拍手と完成が沸き起こり、喜びを分かち合っていたと伝えている。

記事は、列の先頭に並んでいたインドの男性が「カタールに働きに来てから10年、初めて街でビールを飲んだ。ビールが飲めるなんでとても幸せだ」と興奮気味に語り、ブラジルのユニホームを着たサポーターもゴクリと一口飲んだ後で「ビールが飲めてとてもうれしい。値段も悪くない」と感想を述べたことを紹介している。

バドワイザーのブース責任者によれば、営業開始当日だけで2000人余りがビールを買いに来たという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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