日本料理と肩を並べたい!韓国料理を高級路線に、無理してでも繁華街に出店―香港紙

Record China    2014年7月1日(火) 11時7分

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30日、韓流ブームとともに韓国料理も「リーズナブルでしかもおいしい」と各国で評判になっているが、そうした韓国料理店が次々に高級路線に走っている。写真は韓国料理。

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2014年6月30日、香港紙・文匯報によると、韓流ブームとともに韓国料理も「リーズナブルでしかもおいしい」と各国で評判になっているが、そうした韓国料理店が次々に高級路線に走っている。環球時報が伝えた。

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付加価値を高めるため、香港では高価なテナント料を支払っても中心的な繁華街である銅鑼湾(コーズウェイベイ)や尖沙咀(チムサーチョイ)での出店が相次ぎ、フランス料理や日本料理と同クラスの洗練された高級路線を目指している。

2013年に行われた調査によると、銅鑼湾のテナント料は世界的に最も高い水準にある。韓国料理店が高級化路線に進む背景には、低〜中級市場は客足が安定せず、日常的に利用する習慣も根付いていないことに加え、韓国料理店が増加したことによって特徴を出す必要性も生じたことなどがある。

韓国政府は食文化も含めた自国文化を海外にも広める活動を積極的に支援しており、2017年までに韓国料理を「世界5大料理」の一つにしようと計画している。キムチ作りの文化は世界文化遺産に登録されたが、日本や中国の漬物との差別化を図るため、中国語での新たな呼称を「辛奇(シンチー)」として高級食品化させようとしている。

韓国人の多くは、日本料理と同様に、韓国料理も質の高い料理であれば香港のみならず世界中で受け入れられると確信しているが、こうした高級路線への変化を香港の利用客に受け入れてもらえないのではないかと懸念する韓国料理店もある。そうした店では無料の総菜を従前どおり提供することで客から苦情が出ないようにするなどの対策が採られている。(翻訳・編集/岡田)

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