ドイツ・ミッテ区「慰安婦像は非常に大事」、設置を2年延長=韓国ネット「日本は見習って」

Record Korea    2022年11月11日(金) 15時0分

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11日、韓国メディア・韓国日報は、ドイツのベルリンに設置された旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が撤去の危機を免れたと報じた。写真は少女像。

2022年11月11日、韓国メディア・韓国日報は、ドイツのベルリンに設置された旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が撤去の危機を免れたと報じた。

少女像を管理するベルリン市ミッテ区の区長は、9日(現地時間)に行われた会議で「少女像に対する設置許可を2年延長する」と明らかにした。設置期限は今年9月28日だった。

記事は「ミッテ区の少女像は20年9月に設置された。初めてドイツの公共の場に設置された点と、戦争犯罪の加害国であるドイツの首都の中心に位置するという点で、大きな意味を持つ」と伝えている。

また「ミッテ区の少女像はこれまで多くの紆余(うよ)曲折があった」とし、「設置直後から日本政府はドイツ側に撤去を執拗に求め、これに市民団体が反対し『撤去』と『存置』の決定が何度も覆された」「日本の政府や極右団体からの圧力は今も続いている。今年6月には韓国の極右団体も少女像撤去を求めるデモを行った」などと説明している。

会議中、ミッテ区区長は「少女像を非常に大事に考えている」とも述べた。またある議員は、少女像の意味について「ウクライナ戦争で見られるように、戦時中の性暴力問題は現在も私たちに影響を及ぼしている。少女像を通してこうした問題を議論し、教育する機会が生じるのでありがたい」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ドイツが韓国より上だね。韓国は親日派が幅を利かせる世界になった」「日本も恥ずかしいから撤去を求めるのだろう。潔く謝罪すればいいのに。少しはドイツを見習ってほしい」「歴史を記憶し反省する民族には未来があり、歴史に逆らって歪曲(わいきょく)する民族には衰退が待っているということをドイツと日本が教えてくれている」などドイツへの称賛の声と、日本への厳しい声が上がっている。

一方で「忘れてはならない歴史ではあるけど、慰安婦被害者にこんなふうに物乞いさせるのはどうかと思う。誰のための少女像なのか」「少女像を外国に設置する意味は?恥ずかしくないのか」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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