中国版ツイッターの微博（ウェイボー）でこのほど、中国人が米アップルの最新スマートフォン「iPhone 14 Pro」を購入するには22日働かなければならないとする投稿が注目されている。

投稿の元になっているのは、海外のサイト「Picoid」による「IPHONE INDEX 2022——Working days needed to afford a new iPhone」。中国のテック系メディア「IT之家」などによると、世界46カ国・地域を対象に、iPhone 14 Pro 128GBの価格と平均所得から算出したものだという。

指数が低かった上位3カ国・地域は、スイス（4．6日）、米国（5．7日）、オーストラリア（6．1日）。

指数が高かった上位3カ国・地域は、トルコ（146．7日）、フィリピン（90．9日）、ブラジル（74．2日）。

日本は11．9日で21位、中国は22．0日で31位だった。中国のアップル公式サイトではiPhone 14 Pro 128GBの価格は7999元（約16万円）となっている。

この投稿について、中国のウェイボー利用者からは「みんな結構稼いでるな」「みんなゴメン、俺が足を引っ張ってるわ」「俺の場合、22日飲まず食わずを3カ月続けてようやく購入できる」「この数字を見てショックを受けてるの俺だけじゃないと思う」「自分は中国人ではないような気がしてきた」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）