2022年11月4日、韓国・JTBCは「日本で6日に開催される国際観艦式に参加する13カ国の海軍に対し、徐敬徳（ソ・ギョンドク）誠信女子大学教授が『旭日旗は戦犯旗』だと訴えるメールを送った」と伝えた。

徐教授が自身のSNSを更新し、「日本の自衛艦旗は帝国主義と軍国主義を象徴する旭日旗であり、ドイツのハーケンクロイツと同じ意味の戦犯旗だ」と説明するメールを送ったと明らかにした。また、外務省の旭日旗に関する報道資料も一緒に送付し「日本政府も自衛艦旗は旭日旗だと認めていることを強調した」という。その他にも、旭日旗関連の映像や、旭日旗を戦犯旗と認めた国際機構やグローバル企業の例などもまとめて、メールに添付したと自ら説明している。

徐教授は「日本はアジア人に戦争の恐怖を思い起こさせる非常識な行いをしていると強く指摘した。今回の観艦式を通じ、いまだに旭日旗の真実を知らない参加国海軍に、旭日旗の歴史的事実をきちんと伝えたい」とコメントしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いつもありがとう」「徐教授、いつも応援してます」「政府が率先して日本政府に警告すべきことなのに、なぜ民間人に任せているのか」「日本に何も言えない政府に代わり、いつも頑張ってくれている徐教授。尊敬します」「政府が何もしないから、徐教授が頑張っている。旭日旗にぬかずくことは日本の植民地に復帰する売国的行為だぞ」「徐教授こそが真の大韓民国政府だ」「大統領よりもこの国を愛している人だ」など、徐教授への激励のコメントが殺到している。

その他、「自衛隊の行事に参加しないくらいで壊れるような韓米日共助なら、ないほうがましだ。韓国が参加して旭日旗に敬礼するようなことがあってはならない」「日本政府も自衛艦旗は旭日旗だと認めているのに、韓国国防部だけが違うと主張しているという状況が悲しくて笑える」「太極旗を掲げた韓国軍が旭日旗に大砲を撃ち込むどころか、敬礼するなんて」など、国際観艦式への参加に反対する意見が多く寄せられている。（翻訳・編集/麻江）