日本が新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、外国人観光客が続々と日本を訪れる中、台湾のネット上で「なぜ欧米人は日本で爆買いしないのか」との投稿が注目を集めた。台湾メディアの三立新聞網が17日付で伝えている。

記事は、「台湾から近距離にある日本には多くのグルメや美しい風景、そして買うべき商品があるため、日本に行くたびに散在してしまう人も少なくない」とした上で、台湾のネット掲示板PTTに書き込まれたあるユーザーの投稿を紹介した。

同ユーザーは「日本を旅行すると、欧米人はほとんど爆買いしておらず、旅行自体を楽しんでいる人が多いようだ。逆に中国人や台湾人は、医薬品や化粧品、家電製品、服飾品などを爆買いする。なぜだろうか」と問い掛けた。

記事によると、この投稿に他のユーザーからは「欧州の家電の流行は日本とは違うから」「化粧品なんかは欧米のブランドが日本に負けてないからでしょ」「欧米人は宿泊にお金をかける」「欧米人はどちらかというと記念品を買いたがる傾向にあると思う」「（欧米人の）多くは文化を体験したいのだろう」といった声が上がった。

一方で、「中国人が買いすぎなだけで、欧米人が爆買いしないわけではない」「（欧米人でも）ゲームオタクは秋葉原に行って古いゲームを買いあさってるよ」「オタクの欧米人はガンプラを大量購入してる」など、欧米人も例外ではないとの声も寄せられたという。（翻訳・編集/北田）