Record China 2007年6月21日(木) 11時18分
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2007年6月18日夜、北京市の首都国際空港に着陸する航空機とハトの群れが衝突する事故が発生した。空港関係者は「ハトは首都空港の最大の敵」とまで断言している。写真は北京首都国際空港。
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2007年6月18日夜、北京市の首都国際空港に着陸する航空機とハトの群れが衝突する事故が発生した。幸いにも航空機の着陸に障害は生じなかったが、空港関係者は「ハトは首都空港の最大の敵」とまで断言、空港付近でのハトの飼育禁止の立法を求めている。
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事件の発端は18日夜に起きた航空機とハト9羽の衝突事故。ハトの死体を調べたところ、足には飼い主の名前を彫ったリングがあり、空港からわずか3kmの火神営村の村民が飼っている伝書鳩だと判明した。空港関係者はあやうく大事故になるところだったと激怒、空港付近でのハト飼育禁止措置が必要だと主張している。***
これに対し、伝書鳩協会はハトの飛行距離は長く、空港付近での飼育禁止はなんら意味を持たないと反発している。空港と伝書鳩協会の対立は過熱する一方だが、肝心の立法機関・北京市政府の関係者は「今年、ハト飼育禁止の立法予定はない」とだけコメント、いささかつれない対応だった。(翻訳・編集/KT)
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