2022年9月8日、中国メディアの都市時報は、浙江省で男性が「わが子を驚かせた」として犬の舌を切るトラブルがあったと報じた。

記事によると、浙江省嘉興市で8日、男性が店舗の入り口にロープでつながれていた犬1頭の舌を切った。現場の様子を撮影した動画では、犬が切られた舌を口の下にぶらぶらとさせ、何度もなめようとする様子が映っており、舌はもう少しで完全に切り落とされそうな状態になっていたという。

目撃者は「男性は数日前に自分の子どもがこの犬にほえられ、夜に悪夢を見たと言っていた。何日か犬の主人を探し回ったが見つからないため、舌を切ったそうだ」と語ったといい、近隣住民や通行人からは男性に対して批判が浴びせられたとのこと。

その後、犬は現場からいなくなり、現場には水で洗い流した後が見られたとのこと。近所の店の人によれば、この犬は野良犬だったという。

この件について、中国のネットユーザーからは「恐ろしい。この家では子どもが大声で泣いたら舌を切られそう」「近所の子はこの家の子と遊ばないようにしたほうがいいぞ。ちょっとびっくりさせちゃったらもう命の保証がない」「驚かされて舌を切るなんて、やってることが犬未満」「こういう奴はなんとかして牢屋に入れられないものか」「人の世に巣食う悪魔だ」「反動物虐待法はいつできるのか」など、怒りのコメントが多く寄せられている。（翻訳・編集/川尻）