当局の対応に抗議、罰金科された韓国系ベーカリーチェーンを応援する動き広がる―上海市

Record China    2022年9月5日(月) 16時0分

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中国上海市でこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に伴う封鎖管理期間中に無許可で違法に食品生産経営活動に従事したとして、当局から罰金が科された韓国系ベーカリーチェーンを応援する動きが広がっているという。

中国上海市でこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に伴う封鎖管理期間中に無許可で違法に食品生産経営活動に従事したとして、当局から罰金が科された韓国系ベーカリーチェーンを応援する動きが広がっているという。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上の複数の投稿によると、上海にある韓国SPCグループ傘下のベーカリー店「パリバゲット」は今年4月、新型コロナ感染拡大に伴う封鎖管理を受け工場を閉鎖した。だが封鎖管理が長引き、パンやケーキを求める声が高まったことを受け、研修センター内の機器と物流センターから配送された材料を使用して製造した。同センターが食品生産経営許可を取得していない場所だったため、市の市場監督管理当局から58万5000元(約1190万円)の罰金が科されたという。

SNS上などで最近、「パリバゲットに罰金58万5000元」という情報が拡散すると、「人の生命や健康が脅かされる中、生産経営活動の場所が合法かどうかなんてどうでもよいことではないか」などと当局の対応に抗議する声が上がり、パリバゲットの製品を購入して応援する動きが広がっているという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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