Record China 2022年8月24日(水) 8時0分
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中国で日本製家電が依然として人気を博す中、中国国営の中央テレビ(CCTV)は日本と中国の製品の「プラグの違い」を指摘して注意喚起した。
CCTVは21日の番組で、「プラグには先に穴が開いているものがあるが、消費者は通常あまり気にしていない。しかし、これらは一般に(海外から)輸出された製品で、国内で使用すると一定の安全リスクが伴う」と指摘した。
その上で、専門家の「プラグの穴はコンセントと組み合わせて使用される。穴はコンセント内部の突起に引っかかることで固定されるようになっている。中国で使用されているのはまっすぐで穴のないものだ。もしこの穴の開いたプラグを中国のコンセントに挿し込んだ場合は(固定されずに)緩む可能性がある。触れた場合は感電する危険がある」との説明を伝えた。
CCTVは「こうした穴の開いたプラグは日本でよく見られるタイプだ。わが国では基準により、1996年にすでに淘汰されている」としたほか、「日本の電圧は110V(実際は100V)だがわが国は220Vだ。110V用に作られた製品を220Vのコンセントに挿し込んだ場合、部品が壊れ、感電する恐れがある」と注意を呼び掛けた。
この報道に、中国のネットユーザーからは「初めて知ったよ」「そうだったのか。勉強になった」との声や、「小日本(日本の蔑称)は電圧まで小さいんだな(笑)」「小日本ではよく見られるが、わが国ではすでに淘汰されてるって(笑)」「安全じゃないから淘汰されたってことでしょ」などと日本をやゆする声が上がった。
一方で、「そうとは限らない。今では多くの製品に『110~220V』と表示されてる。みんな確認してみるといいよ」「普通に考えて、穴があって固定される方がより安全だろう」「中国のコンセントに挿すにしても、(プラグの先に)穴があると緩んで、穴がないと緩まないっていうのはおかしいのでは?」との疑問の声や、「日本の電圧は110Vじゃないんですけど」と突っ込むコメントも書き込まれている。
このほか、「小さいころ、こういう(穴開き)タイプが多かったよな」「あの穴は南京錠をつけるためのものだとばかり思ってたよ」「子どものころ、母親がこの穴に南京錠をはめて、俺がこっそりテレビを見られないようにしていたな」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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