CRI online 2022年8月15日(月) 10時40分
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外交部の汪文斌報道官は、「ペロシ氏の台湾訪問は民主とは関係ない。民主を踏みにじるものであり、米国が私利を優先させて国際公義を蹂躙することの具体化だ」と表明しました。
外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、ペロシ米下院議長の台湾地区訪問に関する発言を批判し、「ペロシ氏の台湾訪問は民主とは関係ない。民主を踏みにじるものであり、米国が私利を優先させて国際公義を蹂躙することの具体化だ」と表明しました。
ペロシ米下院議長をはじめとするアジア歴訪に参加した米議員らが先日記者会見を行った際、ペロシ議長は今回の訪問は台湾の民主に関わるもので、米国政府の一つの中国政策に合致しており、台湾海峡の現状変更を求めるものではないと主張しました。
汪報道官は「ペロシ氏の発言は、中国・台湾地区への訪問が『台湾独立』分裂勢力に対する容認と支持であることを証明した。中国の出発点は自らの主権と領土保全だ。内政不干渉という国際関係の基本準則を守り、台湾海峡の平和と安定を真に守ることが出発点だ。(中国には)米国の挑発に対して断固とした対抗措置を取る権利があり、そのことは全くのところ不可欠だ」と述べました。
汪報道官はさらに、「ペロシ氏は公然と台湾を『国家』と呼んでいる。これは一つの中国原則と中米の三つの共同コミュニケの定めに反する深刻な政治的挑発だ。民進党当局は台湾島内で『脱中国化』と『漸進的台湾独立』を大っぴら推し進めていており、国際的に『二つの中国』や『一つの中国と一つの台湾』を作り出そうと懸命だ。ペロシ氏はこのような状況にあって台湾を訪問し、しかも米国を代表すると声高に主張していることからは、今回の訪問は公的という性格を持つことが明らかだ。その狙いは両岸の対立を誘発し、中国の内政に干渉するためであり、極めて悪質なものだ」と非難しました。(提供/CRI)
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