中国のハワイと称されるリゾート地・海南省の三亜市で新型コロナの感染拡大が生じ、6日から事実上の都市封鎖（ロックダウン）が行われ、いま8万人の観光客が足止めされたと言われている。こうした中、人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）のSNS上のIP所在地が「海南省」と表示されたことで、ファンの間で心配の声が上がっている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）は今年3月ごろから、アカウント所有者の「IP所在地」を表示させる機能を導入している。少し前には海南省のホテルでシャオ・ジャンを目撃したとの情報が何度か投稿され、夏休みで海南を訪れたことは間違いないようだ。事態を重く受け止めたファンからは「まさか三亜に閉じ込められてないよね！」「まだ海南省にいるの？無事なの？」といった心配の声が相次いでいる。

しかし、「代拍」（盗撮して収益を得る行為）業者のリークによると、シャオ・ジャンは5日夜に省都・海口を立つ飛行機で北京に移動したとのこと。本当なら絶妙なタイミングで海南省を“脱出”し、ほっとしたいところだが、現在もIP所在地が「海南省」のままになっているため、今後の動向に注目が集まりそうだ。（編集/RR）