美しい女性は自分勝手で非協力的、普通の女性はそれを受け入れる傾向―スペイン紙

Record China    2014年6月19日(木) 14時26分

拡大

16日、外見が美しい女性は自信家で、他人に非協力的である傾向が強いことが分かった。資料写真。

(1 / 3 枚)

2014年6月16日、スペイン紙ABCによると、マドリード自治大学の研究者が行った実験で、外見が美しい女性は自信家で、他人に非協力的である傾向が強いことが分かった。17日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

その他の写真

同大学の研究者は女子学生176人を対象に、ゲーム理論や経済学の重要な概念の1つである「囚人のジレンマ」を利用した実験を行った。

例えば、共犯者2人がそれぞれ離れた留置所に入れられているような状況で、2人とも沈黙(協調)して秘密を守ればそれぞれの刑期は2年。2人がともに相手の罪を申告(裏切り)すれば、それぞれの刑期は5年。1人が相手の罪を申告(裏切り)し、もう1人が沈黙(協調)を守った場合は、申告(裏切り)した囚人の刑期は1年、沈黙(協調)した囚人は10年の刑期になると宣告されている。

この時、2人が協調した場合(刑期2年)の方が、裏切った場合(刑期5年)よりも良い結果が得られることが分かっていても、自分の利益(刑期1年)を優先することによってお互いに裏切るかもしれない板挟み(ジレンマ)の状態が発生する。従って、どちらを選択するかにその人の性格や考え方が現れることになる。

この理論を使った実験の結果を数値化し、参加者の外見の美しさや性格、体脂肪率、ウエストやヒップのサイズ、自己評価などさまざまな指標に基づいて分類評価した。その結果、美人で自己評価が高い女性は協調性に欠ける傾向が強かった。一方で、一般の女性は美しい女性のこうした身勝手さを受け入れ易いという傾向もみられた。

実験を行った研究者は「美しい女性は他人に協力したがらない傾向が目立った。人々は日常生活において、男女にかかわらず外見の美しい人を通常の人よりも一段高く見る傾向がある。そのため、美しい人、特に女性は、大した対価を支払わなくても良好な社会関係を手に入れることができる。言い換えれば、苦労して他人に協力しなくても、簡単に自分のニーズを満足させることができるからだろう」と分析した。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携