2025年までに新エネ商用車の普及率が急上昇へ―中国

人民網日本語版    2022年7月21日(木) 12時30分

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第14次五カ年計画期間中に、中国の新エネルギー商用車の普及率が急速に上昇し、中古車の業務量も増加が見込まれるという。

19日に発表された「自動車工業青書:中国商用車産業発展報告(2022)」によると、第14次五カ年計画期間中に、中国の新エネルギー商用車の普及率が急速に上昇し、中古車の業務量も増加が見込まれるという。中国新聞社が伝えた。

同青書の指摘によると、第14次五カ年計画期間中(2021-25年)、中国の商用車市場は調整期に入り、市場の変動が企業の優勝劣敗の状況を促進し、産業の質の高い発展を推進する。予想では、同期間末に中国の商用車市場の販売量は新型コロナウイルス感染症発生前の水準を回復し、総量が徐々に安定して450万台前後になるという。

上述した状況を背景に、同青書は「中国の新エネ商用車の普及率が急速に上昇する」との見方を示した。データによれば、2021年の中国の新エネ車市場は急速に発展し、通年の販売量は前年同期比157%以上増加の350万台を超えている。

同青書は、「新エネ商用車のユーザー層、利用ニーズには大きな違いがあり、今後しばらくの間は、通行権および環境保護の要求などをめぐる政策が新エネ商用車市場で重要な役割を発揮するだろう。製品の問題点が解決され、社会全体の環境保護意識が徐々に高まるのに伴って、市場での新エネ車の普及率が急速に上昇するだろう」と指摘した。

また同青書によると、「ダブル炭素(二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトとカーボンニュートラル)」の目標の下で、商用車のCO2排出削減が業界の注目する重点になっており、現在は商用バスで新エネ車への転換に一定の成果がみられた。今後はトラックの分野での新エネルギー車の普及レベルの拡大に力を入れ、都市の環境・衛生、都市の物流など専門的な分野における新エネルギー車への転換が発展の重点になるという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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