iPhoneそっくりの中国スマホ・シャオミーが大躍進、アップルが訴えない理由とは―米メディア

Record China    2014年6月17日(火) 12時25分

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16日、iPhoneそっくりと言われるシャオミーのデザイン。なぜアップルは訴えないのか?写真はシャオミーのスマートフォン。

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2014年6月16日、環球網によると、米金融情報サイト「シーキング・アルファ」は記事「シャオミー(小米科技)はアップルにとって大きな脅威」を掲載した。

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中国のスマートフォンメーカー、シャオミー。創設わずか4年の新興企業だが、急成長を続けている。2014年第1四半期には世界6位のメーカーに躍進。中国市場では3位という地位を得た。その時価総額は1億ドル(約102兆円)超と試算されている。

中国市場を地盤とするシャオミーだが、今後は海外展開を計画している。米グーグルのアンドロイド部門の幹部だったヒューゴ・バラ氏がシャオミーの副社長に就任したが、同氏の指揮の下、2014年には10カ国で販売を開始する予定だ。これはアップルにとっても驚異だろう。

コストパフォーマンスが高く、また熱烈なファンをつかんだことがシャオミーの成功の理由とされているが、もう一つ大きな理由がある。「iPhoneそっくり」と称されるシャオミーのスマートフォンだが、アップル社はその模倣を訴えようとはしない。韓国のサムスンとは激しい訴訟合戦を繰り広げているにもかかわらず、だ。

これには中国の複雑な事情がある。米シスコは中国市場で模倣品を販売している企業を訴えたが、これにより中国当局の不興を買った。今なお中国市場では苦しい立場に置かれている。アップルにとっても中国は巨大市場。中国のルールに従わなければ中国から追い出されるリスクがひそんでいる。(翻訳・編集/KT)

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