Record Korea 2022年7月13日(水) 6時0分
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12日、環球時報は、「中国製品」が韓国の電動バス市場を席巻しつつあると報じた。写真は中国の黄海バス。
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2022年7月12日、中国紙・環球時報は、「中国製品」が韓国の電動バス市場を席巻しつつあると報じた。
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記事は、韓国・東亜日報の6日付報道として、韓国では今年1〜5月に電動バスが757台売れ、そのうち44%に当たる331台が中国製だったと紹介。韓国のある自動車メーカー関係者からは「中国製が韓国電動バス市場の半分を占有する時代がまもなくやってくる」との声が聞かれたとした。
そして、中国製電動バスの最大の強みはコストパフォーマンスの高さであるとし、韓国・現代自動車の電動バスの1台当たり販売価格が約3億8000万ウォン(約4000万円)であるのに対し、中国製は少なくとも25%は安く、韓国政府による新エネルギー車補助金を加えれば中国製バスは1億ウォン(約1040万円)かからずに購入することができる上、快適性や安全性もますます向上しているため、韓国市場では今後中国製電動バスのシェアがさらに高まるものと見られることを紹介した。
また、現在韓国の大型バス輸送企業は中国から電動バスを直接輸入し始めており、国内最大手のKD運輸グループが今年初めに子会社を通じて中国の恒天集団製の大型電動バスの輸入を開始し、4月だけで40台を輸入したほか、業界2番手の先進グループも中国製電動バスを導入する計画を立てているとした。
記事は、バス以外でも中国製電気自動車(EV)は急速に韓国市場に進出しつつあるとし、中国市場でテスラ車の販売数を上回ったという中国産EV「宏光Mini EV」が直販方式にて韓国市場に参入すると韓国・朝鮮日報が10日に報じたことを紹介した。さらに、EV用の電池分野でも、起亜自動車が初めて本土向け自動車に中国メーカーである寧徳時代製電池を採用するなどの動きが見られており、韓国の電池業界からは「これを機に、中国製電池が本格的に韓国に進出してくるのではないか」との懸念の声が聞かれると伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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