10歳男児が中華包丁を持ち出し「殺してやる!」と大騒ぎ―上海市

Record China    2022年7月11日(月) 23時30分

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上海市で9日、10歳の男児が中華包丁を持ち出して、新型コロナウイルスのPCR検査スタッフを襲撃しようとする騒動があった。

上海市で9日、10歳の男児が中華包丁を持ち出して、新型コロナウイルスのPCR検査スタッフを襲撃しようとする騒動があった。鳳凰週刊など複数の中国メディアが報じた。

報道によると、男児はバランススクーターに乗ったままPCR検査を受けに来たものの、安全面を気にしたスタッフに拒否され激怒、自宅に戻り中華包丁を持ってきた。現場で撮影された映像には、スタッフや近隣住民に制止された男児が「あいつを絶対に殺してやる!」「誰も僕を止められない!」などと大声で叫ぶ様子が映っている。

いったんは離されるも再び逆上して近くのスタッフに殴り掛かったり、制止した人を指さして「お前はクズだ!」などと叫んだりしており、周囲の人は「目に入った人を誰彼構わず殴ろうとする。全くどうかしてるよ」などとあきれた様子で語っている。


中国のネットユーザーからは、「甘やかすからこうなる。将来、親は苦労が尽きないだろう」「こんな子どもが大人になったらどうなってしまうのか」「親の教育が悪いからこうなる」「物事を教わっていないからこういう方法で不満をぶちまけることしかできないんだ。彼の家庭には大きな問題がありそうだ」「両親が教育を怠ったら、将来そのツケを払うのは社会だ」といった声がある一方、「この年頃の子は外で活発に遊ぶべきなのに、何カ月も団地に閉じ込められ、オンライン授業を受け、同級生と遊ぶこともできない。心のケアが必要」との声も見られた。

なお、この騒動によるけが人はいなかった。警察は保護者に子どもをよく監督するよう指導したという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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