飲食店が会計に「消毒食器代」を加算=中国ネット「食器は無料であるべき」

Record China    2022年7月9日(土) 14時0分

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5日、中国・湖北省十堰市の武当山の景勝地にある飲食店が、会計に「食器消毒代」を加算したことが物議を醸している。動画メディア「捜狐千里眼」が6日に中国のSNS・微博上に投稿した。

5日、中国・湖北省十堰市の武当山の景勝地にある飲食店が、会計に「消毒食器代」を加算したことが物議を醸している。動画メディア「捜狐千里眼」が6日に中国のSNS・微博(ウェイボー)上に投稿した。

飲食店で食事をした張さんは、「ガイドが案内した店だった。料理が高いので4品だけ頼んだ。会計の時に5人分の食器代として25元(約507円)が含まれていることに気づいた。店主に聞いたら消毒食器代だと言った。実際、消毒する食器は箸だけだ。無料の食器はないのかと尋ねたところ、使い捨ての箸や皿を持ってきた。私は、これはお金を使わせるためのやり口なのではと思う」と語った。

景勝地管理局の職員は、「飲食店の消毒食器代は飲食店自身が決めるもので、2元(約40元)から5元(約101円)までで、物価をあまり上回らなければよい」とした。

中国のネットユーザーからは、「食器はすべて無料であるべきじゃないの?」「食器の消毒は飲食店の義務じゃないの?それまでお金を取るの?」との疑問や、「これからは外出するときに“マイ茶碗”を持っていかないといけないじゃん(泣)」と嘆く声、「食器の消毒代はメニューに書かれていたの?」「もし飲食店が自分で(食器提供の価格を)決められるなら、食器代も明記すべきだ」と食器代についての説明が不十分だったことを指摘する声が上がった。

また、「お店は無料の食器とオプションで有料の食器を用意する必要がある。そうでなければ、市場監督管理局に通報できるよ」とのコメントには「市場監督管理局は見て見ぬ振りだよ」と失望するコメントもついた。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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