習近平国家主席は6月30日午後に、香港特別行政区の林鄭月娥行政長官と香港特区で会見した。新華社が伝えた。

習主席は「過去5年間、中央政府の断固たる支持の下、林鄭長官は行政長官の憲政制度上の責任を忠実に履行し、『一国二制度』の方針と基本法を断固として貫徹・実行し、特別行政区政府を率いて法に基づく施政を行い、社会各界の人々を団結させて暴力と混乱を制止し、新型コロナウイルスの感染拡大と全力で闘い、国家の発展の大局に積極的に融け込み、国家の主権・安全・発展上の利益及び香港特区の繁栄と安定を守るため、『愛国者による香港統治』の原則を実行し、香港情勢の混乱から安定への重大な転換を推進し、数多くの困難な仕事をし、重要な貢献を果たし、果敢に責任を引き受ける精神を示した。中央政府は、過去5年間の林鄭長官の働きを十分に評価している」と表明し、林鄭長官が次期行政長官と次期特別行政区政府の法に基づく施政を積極的に支持し、引き続き香港特区と国家の発展のために貢献することを望むとした。

林鄭長官は「香港特区の過去5年間は極めて非凡な5年間であり、『一国二制度』事業のために貢献できたことを、大変光栄に思っている」と述べ、祖国の富強と隆盛、習主席の香港特区視察の申し分のない成功を祈った。（提供/人民網日本語版・編集/NA）