香港の名優トニー・レオン（梁朝偉）が27日に60歳の誕生日を迎えた。中国のネット上では懐かしい映像が話題になっている。

アンドリュー・ラウ（劉偉強）監督の「インファナル・アフェア」やアン・リー（李安）監督の「ラスト、コーション」、ジョン・ウー（呉宇森）監督の「レッドクリフ」、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督の「2046」など、数々の映画に出演したトニー・レオン。現在待機中のスパイ映画「無名」では、中国の人気俳優ワン・イーボー（王一博）と共演している。

60回目の誕生日を迎えた同日には、中国のエンタメメディア・新浪娯楽がかつて中国の番組に出演した時の映像を投稿し、注目を集めた。映像で、司会者から自身の魅力は何かと問われたトニー・レオンは「私の魅力はおそらく、普通でしょう。人々に与える印象が隣の男の子という感じで、距離を感じさせないところ（が魅力）なのでしょう」と語っている。

ファンからは「誕生日おめでとうございます！健康に気を付けてください」「おめでとうございます。60でもイケメン」「私の男神。誕生日おめでとうございます」「どこのお隣にこんなイケメンがいるのかしら」「『普通』の定義が変わった瞬間」「普通だけど人を夢中にさせるね」「一番好きな俳優さん」といった声が寄せられている。

トニー・レオンは「2046」で木村拓哉（49）と共演。木村は以前、ウォン・カーウァイ監督作品の独特な現場に困惑していた時に支えてくれたのがトニー・レオンだったと明かしており、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でもフォローしている。（翻訳・編集/北田）